「日本はスピード、プレッシャーとリカバリーの激しさで圧倒的な強さを見せつけた」惜しくも勝利を逃したパラグアイ 現地メディアは日本のチームレベルの高さに言及

ドロー決着となった日本vsパラグアイ photo/Getty Images

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2−2のドロー

日本代表は10日、キリンチャレンジカップ2025でパラグアイ代表と対戦。試合は2−2のドローに終わった。

三笘薫や遠藤航、板倉滉といった主力を欠く中行われた南米勢との対戦。21分にパラグアイが先制するも、5分後に小川航基のゴールで日本が同点に追いつく。その後64分に再びパラグアイが勝ち越すも、試合終了間際の上田綺世のゴールで日本が土壇場で追いついた。

パラグアイにとってはもう少しで勝利出来ただけに悔しい結果となった。パラグアイメディア『VERSUS』は「アルビロハ(パラグアイ代表の愛称)は苦戦を強いられ試合の大半をボールを追いかける展開となったが、効果的なプレーを見せ絶妙なタイミングで反撃。しかし相手は残り時間わずかで同点に追いついた」と伝えた。同時に「日本はボールを支配しただけでなく、サイドを駆け上がったり、セットプレーからパラグアイのペナルティエリアにボールを送り込んだりして、多くのチャンスを演出した。日本はスピード、そしてプレッシャーとリカバリーの激しさで圧倒的な強さを見せつけた。パラグアイのグスタボ・アルファロ監督が試合前に『これらの試合は苦しみを味わい、2026年北中米ワールドカップに向けて成長を続けるための糧となるだろう』と語っていたが、ある意味その通りだった」と日本のレベルの高さを評価し、苦戦を強いられたことを伝えた。
また『ABC』は「代表チームのパフォーマンスは非常に良く、勝利は目前だったため、この結果は悔しいものとなった。チームは引き分け以上の結果に値した。前半の一時的な局面、1-1の同点後の日本チームに押し込まれた時間帯を除けば、試合の大半で優位に立ち、ボール支配率でも上回っていた」と結果こそ悔しいものとなったが、自国代表の出来には満足していた。

パラグアイ代表はこの後韓国へ渡り、14日に韓国代表と対戦。一方の日本は同じく14日にその韓国代表に快勝したブラジル代表と対戦する。

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