レアルでのアピールから2026W杯へ アルゼンチン代表のマスタントゥオーノが追う夢「18歳でW杯に出場できれば素晴らしい」

レアルでも評価を高めているマスタントゥオーノ photo/Getty Images

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すでに代表デビューは果たしている

今夏にリーベル・プレートからレアル・マドリード入りした18歳のアルゼンチン人MFフランコ・マスタントゥオーノは、ここまで非常に順調なキャリアを歩んでいる。

レアルでも早い段階から出番を確保しており、指揮官シャビ・アロンソへのアピールが成功。さらに今年6月にはアルゼンチン代表デビューも果たし、今月の代表メンバーにも入っている。このままレアルで出番を確保していければ、来年の2026W杯メンバーにも入れるかもしれない。

またリオネル・メッシが不在だったこともあるが、9月に行われた2026W杯・南米予選のエクアドル戦では背番号10を任された。『ESPN』によると、マスタントゥオーノは子供の頃からメッシに強い憧れを抱いていたようで、メッシの着用した10番を任されたことには特別な感情があったと語る。
「来年のW杯出場を目指してトレーニングしていくつもりだ。一歩ずつ着実に進んでいると思うし、18歳でW杯に出場できれば素晴らしいことだよ。W杯出場は夢だからね」

「10番を着用できたことも信じられなかった。マラドーナやメッシの背負ってきた10番を着るなんて最高だよ。予想外の瞬間だった。あのゲームに出場していた自分の写真を見るたび、すごく感動するんだ。あの日ロッカールームに入った時、フリアン(背番号9)の隣に自分の名前があったのを見て、からかわれているんじゃないかと思ったよ。特別な瞬間だったね」

「アルゼンチンが2022W杯を制した日付をタトゥーとして彫っているんだ。アルゼンチン代表への思いもあるけど、特にレオがタイトル獲得のために歩んだ苦難の道を思ってのタトゥーでもある。あの瞬間はアルゼンチン人にとって最高の出来事だった。今メッシと一緒に戦えて最高だよ。ずっと彼を尊敬していたんだ。まさかこんな経験が出来るなんて思っていなかった」

メッシが2026W杯に参戦するかはまだ決定していないが、出場する場合マスタントゥオーノは憧れの選手とW杯で共闘できる可能性がある。そこでW杯連覇となれば最高すぎる思い出となるだろう。

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