スコールズ氏、マンUのシェシュコ獲得に苦言「ホイルンドを手放して、似た選手をまた買ってきた」

マンUに今夏加入のシェシュコ Photo/Getty Images

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間違いだったと主張

プレミアリーグで7戦を終え、3勝1分3敗の勝ち点10となっているマンチェスター・ユナイテッド。今夏もFWマテウス・クーニャ、FWブライアン・エンベウモ、FWベンヤミン・シェシュコなどの獲得に大金を費やしたが、またもスロースタートとなった。

マンUのレジェンドであるポール・スコールズ氏は、今夏の古巣の補強戦略に困惑しているようだ。マンUはFWラスムス・ホイルンドをナポリへ貸し出し、新たにシェシュコを迎え入れているが、スコールズ氏はこれが間違いだと主張している。ポッドキャスト『The Good,The Bad and the Football』で語った。

「ラスムス・ホイルンドという22歳の若者が20歳のときに来たのを思い出してほしい。マンチェスター・ユナイテッドにはセンターフォワードが1人しかいなかったから、すべて彼にかかっていた。プレッシャーも彼にかかっていたが、彼はそれに耐えられなかった。彼は出たり出なかったりするべきだったんだ。センターフォワードは3人か4人必要だ」
「この夏、彼らはいったい何をした? 彼を手放して、まったく同じ、すごく似た選手をまた買ったんだ! 22歳だ。調子はいいし、どんどん良くなっているようには見える。でも、一体どこに常識があるというのかね」

ホイルンドはナポリで6試合に出場し4ゴールを挙げ、調子を取り戻しているように見える。一方のシェシュコはしばらくベンチスタートが続いたのち、第6節ブレントフォード戦と第7節サンダーランド戦では先発し、それぞれゴールを記録した。こちらも調子を上げているように見えるが、入れ替わったホイルンドとの明確な差が感じられないとスコールズ氏は考えているようだ。

決してシェシュコのせいではないが、現在のマンUは得点力不足が課題となってしまっている。口うるさいOBを黙らせる活躍をシェシュコには期待したいものだ。


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