韓国メディアは日本代表の南米強豪との連戦を「合格点」と評価 ブラジル戦で逆転勝利を呼び込んだ“修正力”を賞賛

歴史的勝利を収めた日本代表 Photo/Getty Images

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劇的勝利だ

日本サッカー代表が、ブラジル代表との国際親善試合で劇的な逆転勝利を収め、10月の南米勢との2連戦を「1勝1分の合格点」で終えたと『朝鮮日報』が報じた。日本は、FIFAランキング6位のブラジルに対し、歴史上初めて勝利を記録しており、その偉業が注目を集めている。

味の素スタジアムで行われたブラジル戦で、日本は前半、パウロ・エンリケとガブリエウ・マルティネッリに立て続けに失点し、0-2で折り返した。しかし、後半に入ると、久保建英を軸とした右サイドからの猛攻を開始。52分に南野拓実が相手のミスを突いて追撃弾を決めると、62分には中村敬斗が同点ゴール。さらに71分には、伊東純也のコーナーキックを上田綺世が頭で合わせ、3-2で逆転勝利を収めた。

『朝鮮日報』は、この勝利を「歴史的な初勝利」と伝えつつも、Aマッチ2連戦全体を合格点と評価するに留めている。さらに同紙は、ブラジルが後半にマテウス・クーニャ、ロドリゴ、リシャルリソンなどを投入して猛攻に出たが、日本が最終盤に3バックから5バックに切り替えた緻密な守備網を破れなかった点を強調し、日本の戦術的な対応力を評価した。
この劇的な逆転勝利は、日本のサッカーにとって大きな自信となることは間違いない。随所に見せた対人の強さや個での優位性は本番につながる大きな評価点だ。しかし、前半に2点を奪われた事実や、ブラジルが万全の布陣ではなかった可能性も考慮し、過度な楽観論は禁物である。「合格点」という報道があるように、この勝利を冷静に受け止め、さらなるチーム力の向上を目指すべきであろう。

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