デュエル勝利数“11回”と強さ見せた宮本優太 酒井を超えられるか、浦和でのスタメン奪取へ

右SBで躍動した宮本 photo/Getty Images

山東戦で右SBで先発した

浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第6節で山東泰山と対戦し、5-0と圧勝した。決勝トーナメント進出を決め、メンバーを入れ替えた浦和の右サイドバックには、宮本優太が先発出場する。

Bチームを派遣している中国クラブとは力の差があることは間違いないが、それでも各選手は自身の特長を十分に発揮して勝利を手にした。宮本もその1人で、豊富なアップダウンと身体の強さで山東の左サイドを完封。自らの武器を全面に押し出し、この試合で高いパフォーマンスを見せた。

この試合で宮本の強さは特に目立っていた。デュエル数12回のうち勝利数は「11」と、ほぼすべてで勝利。タックル成功数も「5」と、相手のカウンターの芽を積むなど相手に何もやらせずに浦和の二次攻撃につなげていく。

宮本は山東戦での2試合でスタメンに出場したが、どちらも良さを存分に見せていた印象だ。前回対戦では安居海渡のゴールをアシストし、今回は身体の球際の部分で相手を圧倒。アジアの舞台で躍動したルーキーは、自信を持ってJ1での戦いに戻っていくはずだ。浦和で常時スタメンを張るには日本代表の酒井宏樹を超えていかなければいけない。彼を超える存在となれるか、宮本の成長が今後も楽しみだ(データは『SofaScore』より)。

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