今夏の4大リーグ行きは確実か 2部で評価うなぎ登りのU-21イングランド代表DFとは

今夏のステップアップが噂されるスペンス photo/Getty Images

チャンピオンシップで大活躍中

はたして2022年夏、今季チャンピオンシップ(英2部)で暴れているサイドバックはいよいよ欧州4大リーグの舞台へと殴り込みをかけてくるのだろうか。現在、複数のビッグクラブから関心を寄せられているのは、ノッティンガム・フォレストに所属するU-21イングランド代表DFジェド・スペンス(21)だ。

英『Daily Mirror』によると、かねてよりアーセナルやリヴァプール、トッテナムといったプレミアクラブが今夏の獲得に関心を寄せているとされていたスペンス。今季ノッティンガムで非常に印象的な活躍を披露している選手だけあって、その競争率はかなり高いものとなっていた。しかし、そこへさらに新たな獲得候補が出現したようで、現在はプレミア勢以外にもバイエルン・ミュンヘンやRBライプツィヒ、ASローマといったクラブも同選手に興味を示しているという。2部所属の選手ながら、その存在感は日に日に増していると言っていい。

2021-22シーズンのスペンスはここまで右サイドバックを主戦場としながらリーグ戦32試合に出場し、2ゴール5アシストという成績を残している。彼は豊富な運動量と対人の強さに定評があり、アグレッシブな攻撃参加から高精度のクロスも供給することができる選手だ。攻守にわたってチームへの貢献度は高く、今季はドリブル成功数(55回:チーム1位)やインターセプト数(50回:同2位)、地上戦勝利数(148回:同1位)などで非常に印象的な数字を記録中(データサイト『SofaScore』より)。こうしたスタッツを見てみても、その能力の高さは窺い知ることができる。複数の4大リーグ上位クラブが関心を寄せるのも納得できる実力の持ち主と言えるだろう。
この調子を継続できるようであれば、今夏の4大リーグ行きは堅そうなスペンス。はたして、この21歳は今後サッカー界でどこまで大きな存在感を示すサイドバックとなるのだろうか。近年優秀なサイドバックを多数輩出しているイングランドから、また新たな才能が頭角を現している。

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