「リーガ優勝は諦めていない」とブスケッツ 衝撃スコアでクラシコ制したバルサが“奇跡”を起こす?

ブスケッツは優勝を諦めない photo/Getty Images

首位レアルを4-0で破った

バルセロナは、リーガ・エスパニョーラ第29節でレアル・マドリードと対戦。前半から3得点を奪い、最終スコア4-0と快勝した。圧倒しての首位撃破にチームは大きな自信を得たことだろう。

シャビ・エルナンデス監督の采配も見事だった。センターバックのロナウド・アラウホをサイドバックに起用し、ヴィニシウス・ジュニオールを封じ込める。ルカ・モドリッチを前線に上げる奇策に打って出たカルロ・アンチェロッティ監督だが、セルヒオ・ブスケッツを中心に強度高く中盤を制したバルサを相手に後手にまわってしまう。

今季好調を続けていたレアルに衝撃的な勝利を得たバルサ。公式戦12試合無敗と終盤戦にかけて快進撃を進めている。今試合もキャプテンマークを巻いたブスケッツは、試合後スペインメディア『SPORT』のインタビューで「今日はすべてが上手くいき、より多くのゴールを決めることができた」と伝統の一戦を振り返った。

また首位撃破となった今試合でリーガ優勝について「少しでも可能性があるのならば、優勝は諦めていない。大きな差があるので、難しいことはわかっているが、サッカーでは何が起こるかわからないからね。準備が必要だ」とリーグタイトルも狙っていることをコメントしている。レアルとは1試合少ないながら勝ち点12差離れており、厳しい状況ではあるだろう。しかしこの試合をきっかけに“奇跡”が起こる可能性もゼロではない。冬の移籍を経て勢いを増すバルサが、終盤戦の主役になれるか目が離せない。

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