セルティック初となる欧州外からの監督就任 ビッグサプライズを起こしているポステコグルーの手腕

セルティックで高い評価を得るポステコグルー photo/Getty images

ここまでの成功を誰が予想した


スコットランドでは常に上位に君臨し、11-12シーズンから19-20シーズンまでの間、リーグ優勝を果たしてスコティッシュ・プレミアシップを支配していたセルティック。しかし、昨季は現アストン・ヴィラ指揮官であるスティーブン・ジェラード率いる宿敵レンジャーズに敗れ、連続での優勝を逃してしまった。そこでタイトル奪還を託されたのは元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督だ。

母国オーストラリアで選手としてプレイし、その後は指導者の道に進んだポステコグルー。古巣サウス・メルボルンをはじめ複数のクラブやオーストラリア代表監督も務め、2018年にF・マリノスに加入。攻撃的なサッカーを掲げるも初年度は上手くいかず12位でのフィニッシュ。それでも、継続が力となり15年ぶりのリーグ優勝を達成する。その手腕を買われ、2度目の欧州挑戦となるセルティックへ加わっている。

日本での成功もあり、ポステコグルーの成功も日本国内としてはそこまで驚きのあるものではないが、スコットランドではサプライズだろう。基本的に歴代の監督はブレンダン・ロジャーズやニール・レノンといった欧州での経験者を採用している。しかし、ポステコグルーの成功はアジアのみ。

そんなポステコグルーに対し、英『Sky Sports』は彼のここまでの働きは称賛に値すると報じている。

特にオドソンヌ・エドゥアールやスコット・ブラウン、ライアン・クリスティ、クリストフェル・アイエルのような昨季まで主力だった選手の不在を感じさせないここまでの戦いを評価している。的確な補強で穴埋めを行っており、日本人選手の活躍は記憶に新しい。古橋亨梧がエドゥアールの、旗手怜央、井手口陽介はブラウンとクリスティの代役となり、センセーショナルな活躍を披露している。

最多得点数、最少失点でここまでリーグ首位を走っているセルティック。紛れもなくポステコグルーや新戦力の働きが今の順位を支えており、今季の結果次第ではより評価されることになるだろう。

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