板倉、食野もゆくゆくは ローン組からトップチームに返り咲いた“唯一の生還者”

今やチームに欠かせない存在となっているジンチェンコ photo/Getty Images

欠かせない存在となっている

日本代表の板倉滉と食野亮太郎を保有しているマンチェスター・シティ。彼ら以外にもシティに在籍していながらローン先で出場機会を得ている選手は多く、トップチームで人員が不足すれば、レンタルバックもあり得るだろう。

しかし、それは可能性の話であり、トップチームに戻れる可能性は限りなく低い。現在ドイツのライプツィヒに所属するアンへリーニョは幾多のレンタル移籍を繰り返し、2019年にトップチームに戻っている。彼の攻撃性能の高さはシティでも通用するかに思われたが、同シーズンの冬の移籍市場でライプツィヒへ移籍し、その後戻ってくることはなかった。

それほどにローンプレイヤーからトップチームに定着することは難しいといえるが、オレクサンドル・ジンチェンコは唯一のローン組からトップチーム入りを果たしている。

2016年にシティに加入し、その後は日本代表MF堂安律が所属するPSVアイントホーフェンに貸し出され、翌シーズンにチームに戻ってきた。すると、本職の攻撃的MFではなく左SBにコンバートされ、そのまま出場機会を掴んでいった。特に昨シーズンはプレミアに、CLにと大活躍であり、左SBのスタメンとしてチームに貢献している。

そんなジンチェンコだが、複数のクラブから関心を寄せられるなど、人気銘柄としての一面も持つ。実際に今季は同じくプレミアのウルブズから関心を寄せられ、今冬の移籍市場ではスペインのレアル・ベティスがウクライナ代表MFをターゲットにしているとの情報もある。今季は昨季と打って代わってジョアン・カンセロにポジションを奪われてしまったジンチェンコだが、英『Manchester Evening News』によれば今後もシティに残り、2024年までとなっている契約の延長を目指すようだ。

ローンからトップチームに戻り、主力として定着した唯一の選手であるジンチェンコ。今季は少しコンディションを落としてしまっているが、昨季のような気迫のこもったパフォーマンスに期待したい。

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