ミド、ザキ、ハッサン、M・ジダンらでエトーやドログバ撃破 エジプトがアフリカを支配した4年間

アフリカ・ネーションズカップを3連覇した当時のエジプト代表 photo/Getty Images

アフリカ・ネーションズカップで3連覇

1月9日よりスタートするアフリカ・ネーションズカップ2021。最近はアフリカのプレイヤーが欧州5大リーグで注目を集めているが、中でも最大のスターと言っていいのはエジプト代表FWモハメド・サラーだ。

現世界最高のアタッカーの1人であるサラー擁するエジプトも優勝候補の一角と言っていいかもしれないが、実は過去にエジプトが大会を支配していた時期があったことをご存知だろうか。

エジプトは2006年のネーションズカップより、3連覇を果たした実績があるのだ。

2006年のチームには海外組が3人しかおらず、世界的に有名だったのはトッテナムにいたFWミドと代表通算180試合以上に出場し、当時トルコのベシクタシュにいたMFアハマド・ハサン、クラブワールドカップでも活躍したFWモハメド・アブトレイカくらいか。

決して豪華な面子ではなかったが、チームは準決勝でセネガルを撃破し、決勝ではディディエ・ドログバやコロ・トゥレ、ヤヤ・トゥレ、エマニュエル・エブーエらスターを擁していたコートジボワールをPK戦の末に撃破。コートジボワールの方が格上かと思われたが、エジプトの守備は堅かった。

続く2008年大会では同国が生んだ天才プレイヤーの1人と考えられていたハンブルガーSV所属のFWモハメド・ジダンが参加。さらにはイングランドのウィガンでも短期間で強烈インパクトを残したFWアムル・ザキも4得点を奪うなど活躍。

準決勝ではまたもコートジボワールを4-1のスコアで粉砕し、決勝ではサミュエル・エトーやアレックス・ソングのいたカメルーンを1-0で撃破。やはりこの時もエジプトの守備は堅かった。ドログバや当時大会得点王を獲得したエトーでもこじ開けられなかったのだ。

そして2010年大会ではFWモハメド・ナギが5得点を奪って大会得点王を獲得。堅守も変わらず、大会を通して2失点しか許さずに優勝。

グループステージではナイジェリア、準々決勝ではカメルーン、そして決勝ではFWアサモア・ギャン、MFクアドゥオ・アサモア、FWアンドレ・アイェウらを擁して同年のワールドカップ・南アフリカ大会ベスト8に入ったガーナを1-0で撃破。当時エジプトはワールドカップに出場できなかったのだが、それでも実力は確かだった。

この大会以降エジプトは1度もネーションズカップを制していない。サラーのおかげで注目度はかなり増しているが、3連覇を果たした当時のチームに近づけるのか。11年ぶりの優勝へファンの期待も高まっていることだろう。

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