プレミアで《46分間》しか出番がなかった1年 W杯イヤーの南野拓実はどうなる

リヴァプールへ移籍してから2年が経過した南野 photo/Getty Images

リヴァプールで出番を増やすのは難しい

2020年冬にザルツブルクからリヴァプールへ移籍して2年が経った。日本代表FW南野拓実の今年はどんな1年となるだろうか。

移籍当初より想定していたことではあるが、やはり世界トップクラブであるリヴァプールでスタメンを掴むのは難しい。前線ではモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノに加えてディオゴ・ジョタまで躍動しており、割って入るのは困難だ。

気になるのはプレイタイムだろう。今年はW杯イヤーであり、日本代表にとって南野は貴重な戦力だ。理想としてはクラブでプレイタイムを得た状態で代表に合流してほしいところ。
しかし、現状リヴァプールで1番手になるのは厳しい。リヴァプール専門メディア『Liverpool.com』は、まだ南野獲得の効果は出ていないと指摘する。

国内カップ戦では結果を出しているが、今のところはカップ戦専門メンバーといったところがある。2021年を振り返ると、南野はリヴァプールの選手としてプレミアリーグで46分間しか出番を得ていない。サウサンプトンにレンタル移籍していた期間は出番も増えたが、リヴァプールでは今年もプレミアリーグのゲームで出番を掴んでいくのは厳しいか。

同メディアも現時点では主力とカウントするのは難しく、プレミアでも中堅から下位のクラブにとっては南野が重要な戦力になるだろうと主張している。やはり出番を得るにはサウサンプトンのような中堅クラブが理想的か。

6日にはアーセナルとのリーグ杯・準決勝が控えており、こうしたゲームから能力をアピールしていくしかない。何とか出番を増やしていきたいところだが、良い状態で日本代表へ合流できるだろうか。

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