J2王者・磐田は正守護神も注目ポイント 梶川裕嗣の獲得でGK争いは熾烈に

梶川は磐田で守護神となるか photo/Getty Images

昨季はJ1で17試合に出場した

ジュビロ磐田は横浜F・マリノスよりGK梶川裕嗣の獲得を発表した。J2や横浜FMでも実力を証明していきた守護神が、正GKの座を奪いにJ2王者へと入団したようだ。

梶川は2014年に東海学園大学から湘南ベルマーレへ加入するものの、秋元陽太や村山智彦の牙城を崩せず。3年間で出場はわずか2試合のみとなったが、2017年に加入した徳島ヴォルティスで、当時就任初年度だったリカルド・ロドリゲス監督に信頼され、開幕スタメンに名を連ねるなど出場機会を増やす。

翌年にはスタメンの座を勝ち取ると、35試合に出場し、J1昇格プレイオフまで勝ち進んだ2019年も41試合に出場して主力となる。すると同年のJ1王者だった横浜F・マリノスが2020年に獲得すると17試合に出場して、王者のゴールマウスを守った。しかし今シーズンは高丘陽平が高パフォーマンスを見せてスタメンを死守し、梶川の出場機会はなかった。

梶川はJ2でも昇格争いを行うクラブで守護神を務めるなど実力十分なGKだ。185cmという長身を活かしたセービングと徳島や横浜FMで鍛えられた足元の技術は非常に高く、落ち着いてビルドアップに参加することができる。

ジュビロ磐田は三浦龍輝が昨シーズン37試合に出場したが、J1での経験は2018年での磐田の2試合のみだ。J1やJ2で数多くの出場経験を誇る梶川か昨季までゴールを守り続けた三浦か、両者の熾烈な守護神争いは大きな注目ポイントとなるだろう。

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