サンチョもファン・デ・ベークも活かすべし マンUには優勝狙うべき陣容揃っている

ようやく初得点決めたサンチョ photo/Getty Images

チェルシーに続けるか

オーレ・グンナー・スールシャールを解任したマンチェスター・ユナイテッド。では、新指揮官には何を期待するのか。

まず求められるのは、既存戦力の才能を100%引き出すことだろう。

確かにチームは苦戦しているが、今夏もFWクリスティアーノ・ロナウド、ジェイドン・サンチョ、DFラファエル・ヴァランを補強し、前線にはマーカス・ラッシュフォード、エディンソン・カバーニ、アントニー・マルシャル、中盤にもブルーノ・フェルナンデス、ドニー・ファン・デ・ベーク、ポール・ポグバなどタレントは揃っている。本来であればプレミア制覇を狙うべき陣容だろう。
ヒントになるのはチェルシーだ。『EuroSport』は、適切な指揮官が就任すればチームが強くなることはチェルシーで証明されていると取り上げている。

チェルシーはフランク・ランパードの下でこそ上手くいかなかったが、現指揮官トーマス・トゥヘルに交代してからは別チームに生まれ変わったかのような結果を残している。

同じことをマンUサポーターも求めているはずで、戦力補強よりも確かな手腕を持つ指揮官招聘が必要だ。それさえ実現できれば、マンUもチェルシーのように成績が急上昇するかもしれない。

スールシャールの下ではサンチョ、ファン・デ・ベークら一部の実力者が活かされず、最適解が見えなかった。しかし、両者ともスタメンに入れるだけの実力は備えている。

難しい仕事だが、新指揮官にはロナウド、サンチョ、フェルナンデス、ポグバら才能を上手くブレンドさせることが求められる。

果たしてチームは生まれ変わるのか。今のマンUには言い訳できないだけのタレントが揃っているはずだ。

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