今季頭角を現すリヴァプールDFが7試合連続で残した記録は 先発出場で主力離脱の危機を救う

スタメンで無失点継続中のツィミカス photo/Getty Images

左SBで存在感を増すツィミカス

リヴァプールはプレミアリーグ第12節にホームでアーセナルと対戦。アンドリュー・ロバートソンを怪我で欠いたリヴァプールだったが、コスタス・ツィミカスの活躍もあり、4-0で勝利した。

スコットランド代表で怪我を負ったロバートソン。離脱中の彼に代わってスタメンに名を連ねたのは、今季チームにフィットしているツィミカスだった。積極的なオーバーラップと高精度のクロスでチャンスを作った左SBは、アーセナル撃破に大きく貢献した。

そんなツィミカスだが、ここまでスタメン出場した試合は、すべてクリーンシートで勝利しているのだ。怪我で欠場したロバートソンの代わりにスタメン出場した開幕戦のノリッジ戦(3-0)と第2節のバーンリー戦(2-0)に加えてターンオーバーで先発したクリスタル・パレス戦(3-0)、1アシストを記録したカラバオカップのノリッジ戦(3-0)も無失点だった。

さらに同大会でのプレストン戦(2-0)でもスタメン出場すると、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節のアトレティコ・マドリード戦(2-0)もスタメンで勝利し、GS突破を決めている。

そして迎えたこの一戦でも4-0と勝利しており、ツィミカスがスタメンで出場した7試合すべてが無失点勝利なのだ。もちろんロバートソンは絶対的な主力であり、強豪との対戦では彼が起用されることが多いため、相手は2部や下位のクラブが多くなってしまうも、そのようなクラブに取りこぼさずに確実に勝利できているのはツィミカスも守備でチームに貢献している証拠だ。

開幕戦ではオーバーラップしたツィミカスの裏を狙われてピンチを招くシーンも見受けられたが、そのたびにジェイムズ・ミルナーとコミュニケーションを取る姿が見られた。彼の守備も徐々に強化されており、今後も無失点記録がどこまで続くのか注目したい。

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