“アカデミー最高傑作”の評価も狙えるアーセナルの若武者 ウーデゴーも絶賛する18歳とは

アーセナル期待の逸材であるパティーノ photo/Getty Images

下部組織で牙を研ぐ新たな才能

そう遠くない未来、アーセナルには新たな下部組織出身のスターが誕生するのだろうか。かつてはMFジャック・ウィルシャー、そして現在のチームではMFエミール・スミス・ロウやFWブカヨ・サカといったアカデミー出身選手が活躍しているアーセナル。ガナーズが送り出す若手有望株は、いつの時代も観衆を魅了してきた。

そんななか、またアーセナルの下部組織からは優秀な人材が出てくるのか。現在18歳のアカデミー“最新作”は、偉大な先輩たちをも超える逸材なのかもしれない。その18歳とは、今季U-23カテゴリでプレイしているMFチャーリー・パティーノだ。

すでに、トップチームのトレーニングにも何回か招集されているパティーノ。同選手は高いパス精度と視野の広さを武器に、同選手は中盤からのゲームメイクやチャンスの創出を得意としている。特にプレス回避能力には目を引くものがあり、ちょっとした体重移動だけで相手の猛烈なチャージを躱してしまうプレイは絶品。まさに“軽やか”という言葉がピッタリの選手だろう。近いうちのトップデビューにも期待がかかっており、その将来が実に楽しみなヤングガンだ。
「アーセナルのアカデミーには才能のある選手がたくさんいるね。アカデミーの選手と一緒にトレーニングするたび、彼らはピッチ上にクオリティをもたらしてくれる。なかでも、チャーリーは最も大きな才能を持っていると思うよ。ボールを保持しているときも、そうでない時にパスを要求しているときも自信に満ち溢れている。僕は本当に彼のそういう部分が好きなんだ。彼は間違いなく将来良い選手になるだろうね」(英『Daily Mirror』より)

そして、そんなパティーノの才能にはMFマルティン・ウーデゴーもこのように賛辞を送っている。今年4月には、英『football.london』も「ウィルシャーを超える才能になるかもしれない」と称していた次世代MF。はたして、パティーノは今後どれほどアーセナルで重要な存在となっていく事ができるのか。近いうちの鮮烈デビューに期待したいところだ。

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