わずか半年でキプロスからチェルシーへ? 注目集める23歳のハンガリー代表DF

今季加入したフェネルバフチェでも大きな存在感を示しているサライ photo/Getty Images

昨季プレイしていたのはキプロスリーグ

アントニオ・リュディガーやアンドレアス・クリステンセン、チアゴ・シウバといった優秀なセンターバックを複数揃え、現時点でのプレミアリーグ最少失点を誇っているチェルシー。彼らのほかにもトレヴォ・チャロバーやマラング・サールといった楽しみな逸材が頭角を現しているが、ブルーズは冬の移籍市場でそんな最終ラインをさらに強化することとなるのか。現在のメンバーでも十分に守備陣の層は厚いが、彼らはさらなる補強に動くようだ。

そんなチェルシーのターゲットとなっているのは、トルコでプレイする23歳だと英『Daily Mirror』が伝えている。その選手の名はアッティラ・サライ。フェネルバフチェで活躍するハンガリー代表DFだ。

昨季まではキプロスのアポロン・リマソールというクラブに所属しており、欧州トップシーンとは少し離れた場所でプレイしていたサライ。しかし、その実力はかねてより各方面から高く評価されており、今夏にはRBライプツィヒも獲得に動く可能性が現地メディアによって報じられていた。身長192cmのサイズを活かした空中戦の強さや、両足で遜色なくボールを扱えるテクニックは高く評価されていたと言っていい。

そして実際、今季加入したフェネルバフチェでも、サライはその能力の高さを存分に活かしている。データサイト『SofaScore』によると、彼がここまで出場したリーグ戦全12試合で記録したインターセプト数(19回)、クリア数(40回)、パス成功数(507本)はいずれもチームトップの数字。攻守にわたって、チームを最終ラインから支えている。

すぐにチェルシーで活躍できるかは未知数だが、備えているポテンシャル自体は非常に高いサライ。T・シウバも高齢となってきているだけに、その後釜候補として今冬のうちに確保しておくのは確かにアリと言えるだろう。はたして、トルコで活躍するハンガリーの才能を、ブルーズは無事に確保することができるのか。今後の動向には注目だ。

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