《禁断の移籍》はもう忘れられた? インテル新司令塔が9試合で1点のみ

インテルへ移籍したチャルハノール photo/Getty Images

ダービーマッチの結果はどうなる

今夏、ミラノの地では禁断の移籍が実現した。ミランの司令塔を務めていたハカン・チャルハノールがライバルのインテルへ向かったのだ。

この移籍は今夏大きな話題となったが、現状はどうだろう。インテルの司令塔がチャルハノールであることを忘れていたサッカーファンもいるのではないか。

開幕戦でジェノア相手に1得点1アシストの成績を残したところまでは完璧だった。インテルの攻撃をグレードアップさせられる存在とサポーターも興奮したはずだが、それ以降ゴールは生まれず。ここまで9試合プレイし、成績は1得点2アシストに留まっている。
新チームへ移籍したため、連携構築に時間がかかる部分はあるだろう。しかし、ここまでは期待はずれだ。

一方で退団したミランは未だ無敗を維持し、ナポリと首位争いを繰り広げている。3位インテルはそれを7ポイント差で追う状況だ。チャルハノールとしては少々複雑な思いもあるのではないか。

興味深いのは来週だ。7日にはミランVSインテルのダービーマッチが予定されており、チャルハノールにもスポットが当たるのは間違いない。チームとしても無敗のライバルを止めたいところだが、どちらが良い結果を得るのか。禁断の移籍の答え合わせ第一戦目だ。

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