“オランダの名将”こそベストな選択肢? ニューカッスルが招聘目論む指揮官とは

ニューカッスルの新指揮官候補に浮上するテン・ハーグ photo/Getyy Images

気になる監督人事

はたして来季、先日サウジアラビア系ファンドによるクラブの買収が発表されたニューカッスル・ユナイテッドの陣容はどのようなものとなるのだろうか。新たなオーナーの下で数年以内の“ビッグクラブ化”を図る同クラブ。昨今は現地各メディアによって欧州でも名の知れた実力者の獲得に動くと伝えられており、今後彼らがどのように生まれ変わるのかに注目している人は多いだろう。

しかし、そんな数多くの選手補強の噂が目立ってきた一方では、監督人事も気になるところ。どれだけ優秀な選手をかき集めようとも、チームを強化するためにはその人材をうまく使いこなす指揮官が重要だ。ひと足先に大型資本の介入でプレミアリーグにおけるビッグクラブの地位を確立したマンチェスター・シティも、変革期のチームをロベルト・マンチーニという信頼できる指揮官に任せたことが成功の要因と言えるだろう。

そんななか、ニューカッスルはオランダで実績を積んだ51歳の指導者に次期監督を託すこととなるのか。ここにきて、同クラブが積極的にアプローチを試みているとされるのはアヤックスを率いるエリック・テン・ハーグ監督だ。英『Daily Mirror』によると、マグパイズは同監督の招聘にむけて年俸600万ポンド(約9億4200万円)もの資金を用意しているという。

2018-19シーズンにはDFマタイス・デ・リフト(現ユヴェントス)やMFフレンキー・デ・ヨング(現バルセロナ)らを擁して、アヤックスをチャンピオンズリーグ・ベスト4へと導いた実績を持つテン・ハーグ。CLで躍進を果たした後も主力を引き抜かれながらエールディヴィジを連覇しており、その状況に応じたチームづくりをできる点は各方面から高く評価されている。まだ欧州4大リーグでの監督経験こそないものの、これから大幅なチームの改革を敢行するニューカッスルにとってはまさに理想的な指揮官と言えそうだ。

新たな経営体制への移行が発表されてからというもの、現地メディアによって次期監督候補と報じられていたのは元ASローマのパウロ・フォンセカや元チェルシーのフランク・ランパード、元ドルトムントのルシアン・ファブレといった面々。決して悪くはない選択肢だが、実績面から考えれば少々物足りない印象は強かった。しかし、このテン・ハーグ招聘が成功すれば、そんな不安を払拭されるだろう。

蘭『De Telegraaf』によると、テン・ハーグはまだアヤックスを離れることを望んでいないとも報じられているが、ニューカッスルが“ビッグクラブ化”を実現させるためには絶対に成功させたい今回の監督招聘ミッション。はたして、マグパイズの監督人事は今後どのような展開を見せていくこととなるのだろうか。今後の動向からは目が離せない。

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