アップデートできなければマンCで居場所はない ラヒーム・スターリングは移籍すべきか

余剰戦力となっているスターリング photo/Getty Images

スランプに陥っている

19-20シーズンでリーグ戦20ゴールを挙げるなどマンチェスター・シティで輝かしい成績を残したラヒーム・スターリング。しかし、その後は調子を落とし、昨季は一昨季の半分である10ゴールに終わっている。それでも、EURO2020では主力としてイングランド代表を準優勝に導いており、スランプから抜け出したかに思われたが、やはりクラブに戻れば不調のスターリングに戻ってしまう。

このように以前の勢いを取り戻せないスターリングだが、若手の台頭でポジションを奪われている。本来の左ウイングではフィル・フォーデンが抜擢され、9番のポジションでも同じくフォーデンのパフォーマンスを上回ることが出来ていない。更に18歳のコール・パルマーも直近のウェストハム戦で9番を担当しており、ますます肩身が狭くなっている。

また、来夏の移籍市場でクラブは9番の獲得を目指している。トッテナムのハリー・ケイン、ボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランドらがターゲットであり、そうなれば完全にポジションが無くなってしまう。

時間が経つにつれて状況が悪くなっているスターリング。以前までは貴重な得点源であったが、その良さも薄れてしまっており、自身の強みを失ってしまった。バルセロナが獲得を目指しているという話もあり、環境を変えるためにも初のスペイン挑戦も悪くないのかも知れない。

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