7500万ユーロMFの立場が危ない? シャビ2世と考えられた男も安泰ではない

シャビとも比較されるデ・ヨング photo/Getty Images

予想を超える若手の急成長

今季のバルセロナでは若手選手がフレッシュな活躍を見せているが、その中で立場が危ういのではと心配されているプレイヤーがいる。

昨季まで中盤の要と考えられてきたオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングだ。

デ・ヨングはロナルド・クーマンとオランダ代表でも一緒に仕事をしてきた間柄で、ますますバルセロナの中盤を支配する存在になっていくと考えられていた。
しかし、先日1-2で敗れたレアル・マドリードとのクラシコでも評価は伸びなかった。あの試合のパフォーマンスから、『90min』はデ・ヨングの序列も危ないと指摘する。

現在は18歳のMFぺドリが離脱しているが、ぺドリが本調子の場合は確実にスタメンへ入るだろう。さらに今季は17歳のガビも出番を得ており、アンカーの位置にはベテランのセルヒオ・ブスケッツがいる。

この3枚で中盤が埋まる可能性もあり、デ・ヨングも安泰というわけではない。

デ・ヨングの場合はインサイドハーフの位置からチャンスメイクを連発するタイプではなく、低い位置から攻撃を組み立てることを得意とする選手だ。アンカーのブスケッツからポジションを奪うのが理想だが、この競争に打ち勝てるのか。クーマンは成績不振から解任されたが、デ・ヨングのポジションが今後も確約されているかは分からない。

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