リーガ初挑戦ですでに“2得点1アシスト” 前を向いても背を向けても貢献できるナンバー9

すでにバルサの中心になっている photo/Getty Images

今季リヨンから加入したデパイ

リーガ・エスパニョーラ第3節でバルセロナはヘタフェと対戦。2-1で勝利して勝ち点3を獲得した。この試合で攻撃の舵を取っていたのは、メンフィス・デパイだ。

前半開始早々に先制点を挙げたバルサ。ジョルディ・アルバのクロスにセルジ・ロベルトが合わせて奪ったゴールだったが、相手のディフェンスと中盤の間でボールを受け、アルバへ展開したのがデパイだった。バルサでのFWらしい“偽9番”としての役目を的確にこなした。

さらに勝ち越しゴールでは前を向いて積極的に仕掛けると、自ら右足を振り抜きゴールネットを揺らす。S・ロベルトの先制点となったシーンでは、ゴールから背を向けて起点となるプレイを見せたデパイだが、ゴールシーンでは前を向いてDFに仕掛けることで、自身でも打開する力を披露した。

もともとはサイドアタッカーとして大きく注目されたデパイ。自ら単独で仕掛けてゴールを奪うプレイには自信を持っていることだろう。しかし今のデパイはそれだけではない。フランスの地で献身性を身に付け、DFを背負った状態でも的確なパスを供給し、ゴールの起点にもなれる。バルサの3トップの中央として求められるスキルを持ち合わせているのだ。

スペインメディア『SPORT』でも「序盤戦でもっともチームに影響を与える選手」と報道。3試合で2得点1アシストを記録しており、バルサの攻撃は彼を軸に展開されていくのだろう。

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