ペップの悩みを解決するかも知れない存在 マンCが狙う“イングランドで一番大きな男”

高さを必要としているプレミア王者からすればハドリンは最適な選手だ photo/Getty Images

楽しみな存在ではある

先日のプレミア開幕戦ではトッテナムに敗れたマンチェスター・シティ。多くの主力がベンチスタートで行われたこの一戦だが、後半に失点し、そのまま追い付けず0-1で黒星となった。ケビン・デ・ブライネ、ジョン・ストーンズと攻守のキーマンがベンチだったこともあったが、クオリティ不足を感じる箇所があったことは事実であり、改善しなければならない。

セルヒオ・アグエロが抜けたストライカーがまさにそうだ。現状ではガブリエウ・ジェズス、フェラン・トーレス、リアム・デラップが9番のポジションに入るが、大きな穴は埋まっておらず、スパーズ戦ではトーレスがピッチに立ったが、結果は出せなかった。試合終了後にはマンCにはストライカーが必要だとの声も聞こえており、プレミア王者としてはハリー・ケインの獲得に拍車がかかる試合となった。

そんな中、英『The Athletic』によればマンCはケインではないストライカーの獲得に動いているようだ。ターゲットはイングランドの実質5部であるナショナルリーグ所属のソーリハル・ムーアズのFWカイル・ハドリンのようだ。報道によれば、ハドリンは206cmの大きな体躯を持っており、現状ではイングランド国内で最も大きなサッカー選手だという。体の大きな選手と言えば、ストークで活躍したFWピーター・クラウチが思い出されるが、彼は201cmとなっており、ハドリンよりも小さい。

また、彼は身長だけでなく、イングランドの実質2部であるチャンピオンシップのミドルズブラやカーディフといったクラブからも興味を持たれており、実力は十分だ。年齢も21歳と若く、昨季は36試合に出場し9得点を挙げている。

獲得されたとしても、トップチーム帯同ではなくローンになるだろうが、そこへ結果を出してトップチームに戻ってくれば、圧倒的な高さがペップ・シティの大きな武器になることは間違いない。得点源となるターゲットマンを探しているマンC。近い将来、ペップの悩みを解決するのはこのハドリンかも知れない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ