新加入”BOM”トリオの起用法は 中盤も強力な神戸のシステムに注目

バルサでセンセーショナルなデビューを飾ったボージャン photo/Getty Images

3選手の背番号が決定した

今夏J1で大型補強を行なったヴィッセル神戸。大迫勇也と武藤嘉紀をJリーグへ復帰させると、バルセロナでアンドレス・イニエスタとともにプレイしたボージャン・クルキッチを獲得するなど、移籍市場の主役に躍り出た。

そんな神戸の新加入選手たちの背番号が発表され、ボージャンが「9」、大迫が「10」、武藤が「11」となった。神戸は彼らをどう活かすべきだろうか。現在は[4-3-1-2]のシステムを起用。中盤は司令塔のイニエスタがおり、中盤の底はセルジ・サンペールが支える。山口蛍に郷家友太と強力なMFが揃っており、この4枚は変わらないかもしれない。

そう考えるのであれば、移籍組の3人とドウグラスや田中順也、リンコンなどから2トップを選んで組んでいくことになる。FWの補強ばかりでバランスが悪いという意見もあるが、スタメン級のストライカーを多く抱え、タイプの異なるFWを相手によって変えながら起用することができるのはチームにとって大きな武器となるだろう。

もう1つ期待したいのは、新加入の”BOM”トリオの3トップだ。大迫を中央に配置し、ボージャンと武藤をウィングで起用することも考えられる。この強力3トップ世界最高峰のパサーが自由に操る様も見てみたいところだ。

神戸は暫定ながら4位に位置している。AFCチャンピオンズリーグ出場圏内争いを勝ち抜くためにも、チームに早くフィットしてゴールを量産する新加入選手たちに期待したい。

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