メッシの移籍は選手放出も引き起こす 大型補強のPSGで“掘り出し物”が続出か

ムバッペら既存選手の行方はどうなる photo/Getty Images

前線や中盤の選手に移籍の可能性も?

オフシーズンのビッグニュースとなったリオネル・メッシのバルセロナ退団。移籍先に大きな注目が集まったが、パリ・サンジェルマンに決定している。

すでにミランからUEFA EURO2020でMVPを受賞したジャンルイジ・ドンナルンマや、リヴァプールからジョルジニオ・ワイナルドゥム、レアル・マドリードからセルヒオ・ラモスを獲得したPSG。加えてメッシも加入となれば、オフシーズンの主役はPSGといえるだろう。

そんな中でもう1つ注目なのが、放出する選手についてだ。特に前線、中盤など補強したポジションには放出する選手も出てくるはずだ。移籍加入で大きな話題を提供しているPSGだが、今度は放出する側で話題を呼ぶ可能性がある。

前線でもっとも注目なのがキリアン・ムバッペだ。メッシ、ネイマール、ムバッペの前線は早くも話題沸騰だが、実はムバッペの契約は来年の6月末まで。いまだ契約は更新されておらず、このままではフリーでの移籍が可能となる。メッシの年間の報酬額は3,500万ユーロ(約45億円)とも言われており、売却もあり得るかもしれない。リヴァプールなど依然としてビッグクラブからの関心を寄せられているムバッペだが、移籍か契約更新かリーグ・アンの得点王はどれを選択するのだろうか。

またワイナルドゥムが加入したことにより中盤のスタメン争いも熾烈となった。昨季は18試合の先発出場に終わったアンデル・エレーラや、レアンドロ・パレデスも放出する可能性が少なくない。さらに、ドンナルンマの加入で出場機会を減らすことになりそうなケイロル・ナバスの移籍もあるのではないか。ティボー・クルトワの加入で先発機会が減少したことによる移籍をレアル時代にも経験しており、そもそも第2GKにはもったいない実力者だ。オファーがあれば移ることも考えるだろう。

英紙『Mirror』でもPSGの大型補強による掘り出し物があるかもしれないと報じており、エレーラに関しては再びマンチェスター・ユナイテッドへ戻るのではないかと伝えている。今後PSGの選手たちの移籍はあるのだろうか。

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