マンCに勝てるのにその後が…… タイトル奪還を目指す赤い悪魔に必要なものとは

タイトル獲得はスールシャール監督の手腕にかかっている photo/Getty Images

今夏での補強は非常に期待できる

ジェイドン・サンチョに加え、ラファエル・ヴァランを補強した今夏のマンチェスター・ユナイテッド。今後も補強は続くと思われるが、既に2名の実力者を引き入れることに成功しており、21-22シーズンに期待が持てる。

マンUの今後の目標はリーグタイトルの奪還か。最後にプレミアを制したのは12-13シーズンとなっており、当時の指揮官はあのアレックス・ファーガソンだ。それ以来、デイビッド・モイーズ、ライアン・ギグス、ルイ・ファン・ハール、ジョゼ・モウリーニョと複数の指揮官を登用してきたが、結果は出せておらず、タイトルは現指揮官のオーレ・グンナー・スールシャールの手腕にかかっている。

ここでマンUに求めたいのは結果の継続だ。昨季は74ポイントで首位マンCに次ぐ2位でのフィニッシュとなっている。それも、直接対決では当時公式戦21連勝中だったライバルを2-0で破っており、逆転優勝の可能性も少なからずあった。しかし、勝たなければならないその後のリーズやフラムと引き分けており、せっかく縮めた差を台無しにしている。相性の問題はあるが、マンCに勝てるのに結果降格することになったフラムと引き分けているようでは苦しいか。

そこで大事になってくるのは新しいボランチやアーロン・ワン・ビサカとローテーションできる右サイドバックの存在か。ヴァラン獲得以降、続報の聞こえてこないマンUの補強事情だが、マンチェスターのライバルに追い付くためにも、今夏でのさらなる補強は必須だろう。

リヴァプール、チェルシー、マンCと共に21-22シーズンのプレミアの優勝候補に挙げられているマンUだが、今季こそタイトルを獲得できるか。

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