鹿島での直近2試合で“3得点2アシスト” 上昇気流のエヴェラウド、後半戦のゴール量産に期待

昨季は18ゴールを決めたエヴェラウド photo/Getty Images

栃木SCに2ゴールを決めたエヴェラウド

鹿島アントラーズは天皇杯3回戦で栃木SCと対戦。終盤に3ゴールを奪って勝利した。この試合で2ゴールを決めたのは、今季リーグで1得点に沈んでいたFWエヴェラウドだった。このゴールは得点量産のきっかけとなるだろうか。

この試合でスタメン出場を果たしたエヴェラウド。80分には右サイドから、常本佳吾のクロスにフリーで合わせて先制点を挙げる。さらに90分にも追加点を決めるなど、鹿島の勝利に貢献した。

先制点のシーンは常本がボールを持った途端に相手の背後をとると、クロスボールが上がったタイミングで落下地点を予測しながらマークを外して頭で合わせる。18得点を挙げた昨季のようなゴール前での技術力の高さを見せつけたエヴェラウド。今季は得点を奪えず苦しんできた助っ人だが、順調に復活しているようだ。
J1でも第20節の北海道コンサドーレ札幌戦で1ゴール2アシストと活躍。ルヴァンカップや天皇杯では得点していたものの、今季唯一決めることができなかったリーグで、ようやく初ゴールを決めた。迎えた天皇杯では終盤の2ゴールでチームのラウンド16進出に貢献するなど、調子は上向いている。直近2試合で3得点2アシストと結果を残してチームに貢献しているのだ。

好調を続ける鹿島のブラジル人FWが、中断明けのリーグ後半戦でゴールラッシュを見せる可能性もあるだろう。

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