浦和が誇る今季大ブレイクの両利き司令塔 代表選出も近いか

今季の浦和を象徴する選手となっている小泉佳穂 photo/Getty Images

金髪がトレードマークだ

2月に開幕したJリーグも既に中盤戦に突入しており、各チーム現在のチーム力がおおかた把握できる段階になってきた。順位を見れば川崎フロンターレ、名古屋グランパスといった近年、上位に名を連ねていたチームが健在だが、今季は珍しいチームが好調を維持している。20試合消化時で5位の浦和レッズだ。

少し時間をさかのぼれば浦和は強豪であったが、近年はその面影もなく中位に沈んでいた。昨季も上位に入れず悪い流れが続いていたが、今季は補強が成功し好順位を維持している。

その中でもFC琉球から加入したMF小泉佳穂の存在は非常に大きい。彼は[4-2-3-1]のトップ下を主戦場としている選手で、彼から浦和の攻撃が始まることが多い。しかし、攻撃的なトップ下というよりは、各方面に顔を出し、試合を組み立てるゲームメイカーとしての顔を持っている。特に止めて蹴るといった基本的な技術が高い選手であり、更にそれを両足でこなすことができ、彼がボールを失う姿はあまり想像できない。また、守備でも走れる選手であり、現代的なトップ下と言える。

新加入のMF江坂任とポジションが被るが、小泉のボランチ起用や江坂のサイド起用で十分に共存できると言える。また、アタッキングサードでの直接得点に関わるシュートやラストパスが少ない選手であったが、先日のアビスパ福岡戦では目の覚めるようなミドルシュートを放っており、チャンスメイクも心配なさそうだ。

このように浦和にとって欠かせない存在となっている小泉。Jリーグでは今季もたくさんの選手がブレイクしたが、小泉が一番知名度を上げたのではないだろうか。

また、浦和の順位も上がっており、代表監督である森保一の目に留まる日はそう遠くはないだろう。

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