年間に60試合以上をこなすハードスケジュール オフシーズンでも休めない現状

今季フル稼働のペドリ photo/Getty Images

改善は難しそうだ

20-21シーズンが終わり、国際大会であるEURO2020が開催されている欧州サッカー。シーズンが終わったかと思えば、お祭りのような大会が開かれ、サッカーファンとしては楽しいオフシーズンを過ごしている人も多いだろう。更にEUROが終われば、東京オリンピックが始まり、若い才能たちがタイトルを求め躍動する。見る側としては年中サッカーが見られる環境はありがたいが、選手たちの疲労は大丈夫なのだろうか。

先日U-24スペイン代表が東京オリンピックへ向かうメンバーを発表した。そこにはEURO組であるウナイ・シモン、エリック・ガルシア、パウ・トーレス、ペドリ、ダニ・オルモ、ミケル・オヤルサバルといった超豪華なメンバーが招集されている。

特にシモンとペドリに関してはクラブでもEUROでも主力として多くの試合に出場している。また、EUROはベスト8に残っており、まだ試合数が増える可能性がある。オリンピックでは極東の地である日本まで長距離移動し日程をこなして、それが終われば各クラブに戻り、来シーズンの準備をする。ペドリの今季の出場試合数は59試合となっており、今後も増えていく予定だ。この数字に関しては少し心配になるほどの稼働率であり、コンディション不良なく来季を迎えて欲しい。

また、召集予定であったフェラン・トーレスは所属元であるマンチェスター・シティが招集を拒否したようだ。英『Manchester Evening News』によればマンCにとってトーレスは来季の必要な戦力であり、現在の疲労が100%回復した状態で新しいシーズン迎えて欲しいため、招集を拒否したという。選手の名誉や国の利益のためと色々な観点があるが、この選択には納得できる。国での戦いも大事だが、選手はその多くの期間をクラブで過ごし、そこでの評価が低ければ代表に選ばれることはない。

応援する側からすれば楽しいオフシーズンだが、来季に高いパフォーマンスを披露するためにも、オフシーズンの重要性をより考える必要がありそうだ。

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