22試合先発で20点以上に関与 頼もしすぎたインテル“3番手FW”の存在 

インテルで活躍するサンチェス photo/Getty Images

ルカク、マルティネスを支えてくれた

安定した戦いで2009-10シーズン以来となるスクデットを獲得したインテルでは、ロメル・ルカクとラウタロ・マルティネスの2トップが大きな原動力となった。

ルカクの方はリーグ戦で21得点、マルティネスの方は16得点を挙げており、2人のフル稼働がなければインテルの優勝もなかっただろう。

しかし、3番手のアタッカーも忘れてはならない。いざという時に力を発揮してくれた32歳のFWアレクシス・サンチェスだ。
マンチェスター・ユナイテッドでは苦い時間を過ごしたが、インテルでは貴重なバックアッパーとして活躍。今季リーグ戦の成績は7得点6アシストと、サンチェスの実力を考えれば少々物足りない。それでも、インテルにとって大きな戦力だったのは確かだ。

昨季から数えると、サンチェスがリーグ戦で先発出場したケースは22回ある。その中で26得点(データは『Transfermarkt』より)に関与しているのだ。内訳は11得点15アシストとなっており、バックアッパーとしては十分に合格ラインと言えよう。

サンチェスはマンUからレンタルで加わり、昨夏にはフリーでインテルへ完全移籍した。サンチェスを確保できたこともスクデットに繋がっており、インテルの動きは見事だった。契約は2023年夏までとなっているが、サンチェスは今後もベテランらしい働きを見せてくれるのか。8日のサンプドリア戦でも2得点を挙げていただけに、来季には二桁得点を決めるほどの活躍を見せてほしい。

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