堂安、奥川、遠藤渓太 ブンデス日本人対決に挑む彼らの三種三様の現状

堂安はビーレフェルトで奮闘を見せる photo/Getty Images

ビーレフェルトと顔を合わせるウニオン・ベルリン

現地時間3月6日に行われる注目のブンデスリーガ日本人対決が、鎌田大地、長谷部誠が所属するフランクフルトと遠藤航が所属するシュツットガルトの一戦である。欧州カップ戦圏内に位置するフランクフルトに対し、好調を維持する遠藤がいるシュツットガルトがどのような戦いを挑むのかは興味深い。

その一方で今節は、翌7日にもう一試合ブンデスリーガで日本人対決が行われる。堂安律、奥川雅也が所属するアルメニア・ビーレフェルトと遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンの戦いである。この試合に挑む3人の日本人選手にとっても、これから後半戦に差し掛かるブンデスリーガでの戦いで大事な要素を占める一戦となるのではないだろうか。

今季PSVからレンタルでビーレフェルトに加入した堂安は、ここまでリーグ戦22試合に出場して3得点3アシストを記録するなど、初挑戦のブンデスリーガで主力を担い昇格組のチームを牽引する働きを見せている。ドルトムントに0-3で敗れた前節も個人のパフォーマンスでみればこの日本代表MFは悪くない出来だった。残留争いに位置するチームの中で、
堂安にかかる期待は引き続き大きい。

この冬の移籍市場でザルツブルクから期限付きでビーレフェルトに加わり堂安のチームメイトとなったのが奥川。ここまで22節のヴォルフスブルク戦、前節のドルトムント戦に途中出場しているが、まだドイツのサッカーに適応段階といった印象だ。得意のドリブルに加えて、まだピッチ上で同時共演がない堂安との日本人コンビによる活躍も期待したいところである。

一方で正念場を迎えているのが今季横浜F・マリノスからレンタルでウニオンに加わった遠藤渓太。2019年シーズンのJリーグ優勝にも貢献し、海を渡ったドリブラーだが、ここまでは怪我や海外1年目の適応に苦しみ、出場機会を増やせないでいる。しかし、ビーレフェルトは前回対戦でブンデス初ゴールとなる先制点を奪った相性の良い相手。レンタル期間が現状今シーズン限りの遠藤だが、来季以降も欧州での戦いを続ける意味でも存在感を示したい。

いずれもレンタルで所属している3選手の状況は三者三様だが、それぞれの立場で結果や責任が求められる点では共通している。また、同世代で2列目を得意ポジションとする3人にとって、欧州で自身の存在を高め生き残っていく意味でも、この日本人対決にかける部分はあるのではないだろうか。

今節開催の日本人対決で堂安、奥川、遠藤の若手3選手がどのような働きを見せるのか。チームを助ける働きで存在感を示し、ブンデスリーガを盛り上げてほしいところだ。

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