古巣バルサ戦よりも妹の誕生日パーティ? ネイマールが“毎年恒例”の奇妙な離脱

カーン戦で内転筋を負傷したネイマール photo/Getty Images

離脱期間の目安が偶然にも誕生日の前日まで

パリ・サンジェルマンは11日、ブラジル代表FWネイマールが負傷離脱することになったと発表した。

10日に行われたクープ・ドゥ・フランスの3回戦で、フランス2部のカーンと対戦したPSG。この試合でスターティングメンバーに名を連ねたネイマールは、49分にモイーズ・キーンのゴールをアシストし、貴重な先制点をもたらした。しかし、直後に左足の内転筋を負傷し、60分に負傷交代。チームはこの1点を守り切って勝利を収めたが、ネイマールはその後の検査で4週間程度の離脱を余儀なくされることとなった。

まもなくチャンピオンズリーグが再開され、バルセロナ戦を控えるPSGにとって、大黒柱であるネイマールの離脱は間違いなく大きな痛手だ。古巣対戦ということもあり、ネイマールのカンプ・ノウ帰還を楽しみにしていたファンも少なくないかもしれない。同選手自身もInstagramで今回の負傷に関して「悲しみが大きく、痛みも強烈。絶え間なく涙を流しているよ。人生で一番好きなサッカーを再びプレイために、しばらく立ち止まることになってしまった」や「選手や監督、コメンテーターに『ゴロゴロ転がっている』や『泣き虫』、『甘やかされている』とか言われるけど、正直悲しい」などと悲痛な胸の内を明かしていた。
ただここにきて、そんなネイマールに一つの疑惑が浮上している。今回の負傷離脱、もしくはその離脱期間が計算されたものなのではないかというものだ。2015年以降、ネイマールはなんと毎年のようにこの時期に行われる試合の欠場を余儀なくされている。同選手の妹の誕生日である3月11日が近づくこの時期にだ。2015年、2016年はサスペンションにより妹の誕生日直前の試合を欠場しており、2017年、2018年、2019年は負傷離脱、そして今回……(昨年は新型コロナウイルスの感染拡大によりリーグ戦が中断)。離脱期間の目安が偶然にも、妹の誕生日の前日に行われるバルセロナとのCLラウンド16・2ndレグまでとなっている。

これまでこういった状況にもかかわらず妹の誕生日パーティに参加し、非難を浴びてきたネイマールだけに、今回も疑いの目は避けられない。これを取り上げた英『GIVE ME SPORT』も「故意に怪我をしたと非難しるわかではないが、これが毎年のように起こっているのはとても奇妙だ」と取り上げている。また、SNSなどでは「バルセロナとの対戦よりも妹の誕生日パーティを選んだ」といったコメントも見られた。もちろん、真相は本人にしかわからないが、やはり偶然といってはあまりにも同じようなことが続きすぎか。

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