アーセナルでの最初の半年間に何を思う 予想外の出場“ゼロ”に終わった19歳

今季前半戦はU-23チームでの活動が続いたサリバ photo/Getty Images

今冬ニースへレンタルに

2020-21シーズン、アーセナルで19歳のセンターバックが覚醒する。そう信じていたファンはさぞ多かったことだろう。しかし、この若き守備者はガナーズの一員としてただの一度もピッチに立たぬまま、冬の移籍市場でレンタルに出されることとなってしまった。その若き守備者とは、ニースに貸し出されたU-20フランス代表DFウィリアム・サリバだ。

完全移籍決定から1年の時を経て、ようやくアーセナルに合流したサリバ。フランス国内でも屈指の若手CBとして評価されていた逸材だけに、間違いなく彼に対する周囲の期待値は高かった。今季開幕前、現地ではサリバのことを“NEXTラファエル・ヴァラン”を表現するメディアも。だが、同選手は開幕から1試合たりとも出番を得られず、1年経たずして武者修行に出されることとなってしまった。まだ19歳の若者とはいえ、さすがにここまで出番がないのは予想外だったと言えるだろう。

そんな、アーセナルでのスタートに少し躓いてしまった感のあるサリバ。しかし、本人は実に前向きだ。このレンタル移籍に関して、19歳の守備者は自身の思うことを仏『GFF』へ次のように語っている。

「まさかアーセナルへの移籍金が3000万ユーロにもなるとは思わなかったよ。初めてチームに合流したときは、本当に多くの人が僕に期待しているんだなと感じることができたね。それには僕自身も興奮していたよ。でも、結果として僕は公式戦に出場できなかった。ベンチに入ったのでさえ、リーグカップでの1度きりだったね。これは僕の心を深く傷つけた。大きな衝撃だったことは間違いないよ。でも、アーセナルからレンタルに出されるのが早すぎたとは思っていない。これからなにが起こるかわからないんだ。僕は自分のことを信じているよ」

出番が全くなかったことにショックを受けたのは事実だが、それでもこの事実をしっかりと受け止めて前に進もうとしているサリバ。ニースでは移籍以降出場可能なリーグ戦全試合に出場しているだけあって、決して実力がないわけではない。まだ19歳ということを考えても、勝負はまだここからだろう。アーセナルにおける最初の半年間はうまくいかなかったものの、サリバの将来的な活躍には期待したいところだ。

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