武者修行させるべきか、否か チェルシーは“19歳”の逸材MFをどう扱う

ルートン・タウン戦では能力の高さを示したギルモア photo/Getty Images

ルートン・タウン戦の活躍は見逃せない

チェルシーの未来を担う若きテクニシャンはレンタルで経験を積ませるべきか。昨今、SNS上のファンの間ではこんなことが話題となっている。そのテクニシャンとは、U-21スコットランド代表MFビリー・ギルモア(19)だ。

彼が類稀な才能を備えているのは間違いない。しかし、現時点においてトップチームでプレイできないのであれば、どこか安定した出場機会を得られる他クラブで経験を積ませるべきではないか。

実際、2020-21シーズンにギルモアがチェルシーのトップチームで出場機会を得たのは、ここまでたったの6試合しかない。この現状を考えれば、武者修行に出すべきと考える人がいるのは無理もないことだろう。

だが、この19歳はそれでも“今の“チェルシーに必要な人材なのかもしれない。現地時間24日に行われたFAカップ4回戦のルートン・タウン戦にて、ギルモアは出色のパフォーマンスを披露。この試合で両軍トップとなるパス成功率92.7%(82本中76本成功)を記録し、中盤でコンビを組んだMFメイソン・マウントと共にチェルシーの攻撃を牽引した。加えて、守備面でもきちんと役割をこなし、空中戦勝率(100%:2回中2回勝利)やクリア数(2回)でもまずまずの数字を残している。マウントとのコンビに可能性を感じた人は決して少なくなかったはずだ。

この試合を見る限り、ギルモアを武者修行に出すというのはチェルシーにとって惜しいか。ルートン・タウン戦における彼のパフォーマンスは、それほど素晴らしかった。数少ないチャンスの中でも自身が十分トップチームで通用することを、このルートン・タウン戦で証明してみせたギルモア。フランク・ランパード監督の解任が決定し、先行きが不透明となったチェルシーだが、現時点で戦力となる可能性がある彼の扱いは慎重に考えるべきなのかもしれない。

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