鬼門のマンU戦にPSGはどう挑む トゥヘルが挙げる“最も警戒すべき”選手とは

前回対戦時にも、PSGはラッシュフォードにゴールを許している photo/Getty Images

相手エースを抑え込めるかどうか

現地時間2日に行われるチャンピオンズリーグGL第5節にて、マンチェスター・ユナイテッドと対戦するパリ・サンジェルマン。同クラブの勝ち点は4試合を終えた時点で「6」。得失点差で3位のRBライプツィヒを上回ってこそいるものの、この試合を落とせば逆転される可能性は高い。決勝トーナメント進出圏内を死守するためにも、マンU戦は彼らにとって非常に重要な一戦となる。

しかし、相手はPSGにとって苦い思い出がある赤い悪魔だ。2018-19シーズンの決勝T1回戦2ndレグ(1-3)、そして今季GL第1節(1-2)と同クラブは現在イングランドの名門に連敗中。いずれも下馬評では優位とされた中での敗戦で、2020-21シーズンのファイナリストが今回もマンUに苦杯を嘗めさせられる可能性は低くない。

そんな鬼門のマンU戦に臨むPSG。この試合で勝利を得るために、彼らは赤い悪魔の誰を最も警戒しなければならないか。トーマス・トゥヘル監督が挙げるのは、10番を背負う23歳のストライカーだ。英『Daily Mirror』が伝えた。
「私はラッシュフォードのことを非常に高く評価しているよ。正直言って、彼は対戦相手の選手としてかなり厄介だ。いつも得点を奪ってくるからね。人柄は実に謙虚で穏やかだが、ピッチに立てば彼はストライカーになる。私好みの選手だよ。スピード、得点力、判断力、フィニッシュ……。そのどれもが素晴らしい。次戦では、誰よりも警戒しなければいけない選手だよ」

これまでのキャリアで、PSGとは3回対戦しているラッシュフォード。その中で同選手は2ゴール1アシストの活躍を披露しているとあって、トゥヘル監督もこの若きストライカーをかなり警戒しているようだ。決勝T進出に向けて、重要なゲームとなるマンU戦に臨むPSG。昨季ファイナリストがこの試合でまず達成すべきミッションは、相手エースの完封か。ラッシュフォードを抑えることができるかどうかが、勝敗のカギを握ることとなりそうだ。

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