ポグバはまさかの4番手や5番手? マンU“中盤ベストトリオ”はどれか

マンUのポグバ photo/Getty Images

サバイバルは続く

今のマンチェスター・ユナイテッドは中盤のポジション争いがあまりにも激しい。攻撃陣を引っ張るブルーノ・フェルナンデス、ワールドクラスの才能を持つポール・ポグバ、今夏アヤックスから加わったドニー・ファン・デ・ベーク、守備的な役割をこなせるフレッジ、スコット・マクトミネイ、ネマニャ・マティッチと、中盤には少なくとも6人の実力者が揃っている。

しかしマンUのシステム上、同時起用できるのは3人だ。問題はどの組み合わせがベストなのか。開幕から議論は続いているのだが、まだベストな答えが完全に見つかったとは言えない状況か。

例えば24日にはチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節でトルコのイスタンブール・バシャクシェヒルと対戦したが、この試合ではファン・デ・ベーク、フレッジ、ブルーノ・フェルナンデスが先発を任され、4-1の大勝を収めた。ブルーノ・フェルナンデスが2得点を挙げたことを考えると、やはり現段階でブルーノ・フェルナンデスを外す案は存在しない。ブルーノ・フェルナンデスのスタメンは固定と考えていいだろう。

問題は残りの2枠だ。英『Manchester Evening News』も中盤のベストな構成を巡って議論を続けているのだが、タイロン・マーシャル記者は試合によって使い分けるべきとの考えを示す。

マンUに加入したファン・デ・ベーク photo/Getty Images

「ブルーノ・フェルナンデス、フレッジ、ファン・デ・ベークはボールを支配するゲームにおいては最適だ。特にファン・デ・ベークはゲームを支配するうえで創造的な要素を加えられる。問題は、この組み合わせがリヴァプールやマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン、バイエルンといったチームに対して機能するかどうかであり、答えはNoだ。そうしたゲームでは、フレッジとファン・デ・ベークは4バックに対して十分なプロテクトを提供しない。これらのゲームでは、今のところファン・デ・ベークではなくマティッチかマクトミネイを入れる必要がある」

マンUは最終ラインに少し不安を抱えているため、ビッグクラブと対戦する際には中盤も守備的に構成する方が無難との考えだ。マーシャル記者はライプツィヒのダヨ・ウパメカノなど、トップレベルのセンターバックを確保できれば中盤の構成を攻撃的にしても構わないとも付け加えている。

ドミニク・ブース記者も考えは似ており、現段階ではマクトミネイ、フレッジ、ブルーノ・フェルナンデスの組み合わせがベストとの考えを示す。

「答えは対戦相手によって変わるが、プレミアリーグの多くのゲームではマクトミネイ、フレッジ、ブルーノ・フェルナンデスのトリオにすべきと思う。ブルーノ・フェルナンデスは10番の位置で決まりで、問題は彼の後方に誰を置くか。ファン・デ・ベークは印象的だったが、それはイスタンブール・バシャクシェヒル戦に限ってのことだ。ファン・デ・ベークも時にその役割をこなせるが、フレッジとマクトミネイは互いを上手く補完できている。一方が下がり、一方は前へ。互いにタックル、パスをこなせるオールラウンダーなMFだ。ファン・デ・ベークとマティッチは、必要な時に入るリザーブとなるだろう」

興味深いのは、両記者ともポグバに触れていないことだ。ファン・デ・ベークがボランチとして計算できるのであれば、ポグバの立場はますます怪しいものとなってくる。才能は確かだが、マンUで4番手や5番手になるのであれば将来のことを考えていくべきなのかもしれない。

今後も議論は続いていくだろうが、ポグバが割って入ることは可能なのか。まだもう少しベストな中盤トリオ探しの旅は続きそうだ。

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