市場価値“2倍アップ”の若手も 2020年に大ブレイクしたヤングスターたち

バルセロナのファティ photo/Getty Images

若手が主役に

このままサッカー界の新時代を切り開く存在となってくれるのだろうか。2020年は若きスターが続々と出てきた1年間だった。

例えばドルトムントでブレイクする17歳のイングランド代表MFジュード・ベリンガムだ。2020年が始まった当初は無名に近かったが、ドルトムントに移籍した今夏から一気に知名度がアップ。移籍情報サイト『Transfermarkt』での市場価値も急上昇しており、今年4月時点で1100万ユーロだったものが今では2700万ユーロとなっている。

同じドルトムントでは20歳のFWアーリング・ハーランドもワールドクラスの点取り屋との地位を確立した。さらなるビッグクラブへの移籍も時間の問題だろう。市場価値は2019年12月時点で4500万ユーロだったが、現在は2倍近い8000万ユーロにまで膨れ上がっている。

ベリンガムだけでなく、イングランドの若手選手たちも2020年は何かと目立つ存在だった。アーセナルMFブカヨ・サカはクラブと代表の両方で定位置を確保しようとしており、この1年ですっかり人気者になった。市場価値は2019年12月時点で1300万ユーロだったが、今は4000万ユーロだ。

マンチェスター・ユナイテッドFWメイソン・グリーンウッドもブレイクした。まだ粗削りなところもあるが、マンUで今後大きな戦力となっていくのは間違いないだろう。市場価値は2019年12月時点の2000万ユーロから、5000万ユーロにジャンプアップしている。

マンチェスター・シティMFフィル・フォデンも本格的にブレイクし始めている。マンCではダビド・シルバが退団したことでプレイタイムが増加し、イングランド代表の方でも中盤をリードする存在となっていくだろう。市場価値は2019年12月時点で3000万ユーロだったが、今は2倍の6000万ユーロへアップしている。

バイエルンのアルフォンソ・デイビス photo/Getty Images

他のリーグに目を向けると、リーガ・エスパニョーラではバルセロナの17歳FWアンス・ファティが新時代の主役に名乗りを上げた。怪我をしてしまったのは残念だが、今季序盤戦のパフォーマンスは強烈だった。市場価値も昨年12月時点の4000万ユーロから倍の8000万ユーロへとアップしている。

ドイツ・ブンデスリーガではバイエルンDFアルフォンソ・デイビスだ。スピード自慢のアタッカーとのイメージだったが、昨季から左サイドバックとして大ブレイク。一気に世界トップクラスの左サイドバックの仲間入りを果たした。

市場価値の動きもすさまじい。デイビスの場合は昨年1月時点で1000万ユーロだったが、今では8倍の8000万ユーロだ。約2年でデイビスは世界のサッカーファンが知る超攻撃型左サイドバックへと成長した。

2020年の1年間は若手のブレイクが目立つ1年となったが、2021年も彼らに続く選手が出てくるだろうか。夏にはEURO2020があるため、ここで一気にブレイクする若者が出てくる可能性も考えられる。サッカー界は2020年代の主役候補が次々と出てくることを待っている。

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