総合力で右に出るチームなし チェルシーは充実のスカッド擁して頂点へ

今夏の補強で充実のスカッドを形成することに成功したチェルシー photo/Getty Images

「特に攻撃陣はアンビリーバブル」

2020-21シーズンにここまでイングランド・プレミアリーグで首位を走っているのは、ジョゼ・モウリーニョ体制2年目でチームの完成度が劇的に向上したトッテナムだ。昨季は6位に沈んだ彼らだが、今季こそスパーズがプレミアタイトルを奪うのか。まだ序盤戦だが、今季の彼らはそんな期待感を抱かせる戦いぶりを披露している。

しかし、他の“ビッグ6”がこのまま指を咥えて、トッテナムの快進撃をただ見つめているなんてことはおそらくない。この先ライバルたちはスパーズの進撃を止めるべく、どこかで必ず勝負を仕掛けてくるはずだ。なかでも不気味なのは、今夏大補強を敢行したチェルシー。GKからFWまで全てのポジションに実力者を加えた彼らのスカッドは、昨季と比べものにならないほど厚くなっている。

そんな充実のスカッドを擁する2020-21シーズンのチェルシーには、クラブOBのクレイグ・バーリー氏も自信たっぷりの様子。現時点ではトッテナムが首位に立っているものの、層の厚さから古巣にも十分優勝のチャンスはあると米『ESPN』へ同氏は次のように語っている。

「チェルシーはスパーズよりもはるかにタレント揃いのチームだと思うよ。トッテナムが悪いと言っているわけではない。それ以上にチェルシーのスカッドが素晴らしいのさ。特に攻撃陣はアンビリーバブルだよ。最終ラインも素晴らしい。彼らはチアゴ・シウバとの契約によって経験を得たし、ベン・チルウェルもレスターで結果を残していた実力者だ。昨季台頭したリース・ジェイムズもいいね。彼はチェルシーを一段階上のレベルに引き上げている」

「GKの問題も解決したし、カンテの状態も数年前と同じレベルに戻りつつある。トッテナムよりも選手の選択肢が多いし、戦術に幅があるんだ。タイトルを狙うのであれば、こういった柔軟性も必要になってくる。スパーズは強いけれど、ここまで層は厚くないかな。チェルシーは考えうる限り、最高の状態にあると思うよ」

第9節終了時点で、首位とは2ポイント差の3位につけるチェルシー。最近のプレミアではトッテナムの快進撃に注目が集まっているものの、喰らいつくブルーズの躍動も見逃すことはできない。特にGKエドゥアール・メンディの加入以降は、かねてよりの懸念事項とされていた守備も安定している。第6節マンチェスター・ユナイテッド戦以降の4試合で失点はわずかに「1」。期待が持てるのは間違いない。

はたしてフランク・ランパードが率いる青色軍団は、今季4シーズンぶりのプレミアタイトルを手にすることができるのか。充実の戦力を整え、チェルシーは虎視眈々と頂点を目指す。

記事一覧(新着順)

最新号を無料配信中!
電子マガジン「ザ・ワールド」
No.256 頼れる大ベテラン

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ