マンUアモリム監督、第二次世界大戦以来最低の勝率を記録 テン・ハーグもモイーズも勝率5割を超えたのに……

早くも窮地に陥るマンUのアモリム監督 Photo/Getty Images

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ルーニーも絶望

プレミアリーグ第4節のマンチェスター・ダービーに0-3と敗れたマンチェスター・ユナイテッド。これで1勝1分2敗の14位となり、まだリーグ序盤ながら早くも黄信号が点っている。

アモリムはプレミアリーグで就任以来31試合を戦い、31ポイントしか獲得できていないことになる。そのうち16試合で敗北している。全コンペティションを合わせても、勝率は36.2%と非常に低い。

近年、マンチェスター・ユナイテッドはさまざまな指揮官に率いられたが、勝率が5割を割った監督はラルフ・ラングニック(37.9%)しかいなかった。前任のエリック・テン・ハーグは54.7%。批判にさらされていたデイビッド・モイーズも52.9%と5割を切ることはなかった。『THE Sun』は第二次世界大戦以来、マンUを指揮した指揮官の勝率をすべて算出しているが、アモリムの勝率はもっとも低い。
元エースストライカーのウェイン・ルーニー氏は『Wayne Rooney Show』にて「何が起こっているのか、誰も理解できない」「昨年、エリック・テン・ハーグが解任され、ルベンが就任して以来、彼らがどのようにプレイしていくのか聞いているが、監督が自分に正直であるならば、状況は悪化していると思う」と語った。端的に言ってひどい勝率であり、どう見ても改善しているようには見えないのだ。

ちなみに勝率の1位はもちろんアレックス・ファーガソンで、59.7%。次いでジョゼ・モウリーニョの58.3%、テン・ハーグの54.7%、オーレ・グンナー・スールシャールの54.2%、モイーズの52.9%となっている。これまで、もっとも低い勝率の指揮官は1969年に就任したウィルフ・マクギネスで36.3%だったが、アモリムはこれを下回ることになってしまった。




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