ブンデスのアシストマシーンに異変 昨季15アシストの22歳が試練のとき

ライプツィヒのエンクンク photo/Getty Images

今季は思うように出場時間伸ばせず

レッドブル・ザルツブルクからファン・ヒチャン、ASローマからジャスティン・クライファート、クリスタル・パレスからアレクサンデル・セルロートといった実力者を前線に補強し、2020-21シーズンの戦いに臨むこととなったRBライプツィヒ。大型補強とまではいかないが、欧州でも名の通ったアタッカーを確保したことで彼らの攻撃陣は厚みを増している。

しかし、そういった楽しみな実力者をチームに迎えた裏で、2019-20シーズンにアシストを量産したフランス人FWが少し苦しんでいる。昨季ブンデスリーガで15アシストを記録したクリストファー・エンクンクだ。2月に行われたリーグ戦第23節のシャルケ戦では1試合4アシストという離れ業をもやってのけたチャンスメイカーだが、今季の彼は出場機会の獲得に苦戦中。ここまでリーグ戦全6試合には出場しているのだが、ベンチスタートとなることも多くプレイタイムは328分(1試合平均で約55分)にとどまっている。

今季もチャンピオンズリーグGL第2節のイスタンブール・バシャクシェヒル戦や、ブンデス第3節のシャルケ戦といった試合で輝くことはあるのだが、昨季終盤戦からどうも存在感が薄くなってしまっているエンクンク。この現状を仏『France Football』も気にしており、同メディアは「ブンデスでライプツィヒと対戦するチームはエンクンクを徹底的にマークし、研究して今季の戦いに臨んでいる。この先最高の一人になりたいのであれば、エンクンクは何か解決策を見つけ出す必要がある」とフランス人FWにさらなる成長を促している。

一度ブレイクした選手がその翌シーズンに通用しなくなってしまうというケースはスポーツ界によくあることだが、今のエンクンクはまさにその例に当てはまっていると言えるか。相手チームのスカウティングをも凌駕するような技術を持った選手でしか、長く活躍できない厳しい世界。はたして、そんな中でライプツィヒのチャンスメイカーはどのようにこの現状を打開してくるのだろうか。ポテンシャルは間違いないだけに、可能な限り早く本来の調子を取り戻してほしいところだが。

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