インテルの中盤を変える存在に 攻守に気の利くイタリア代表MFが止まらない

今季インテルの中盤で躍動しているバレッラ photo/Getty Images

「ビダル以上にビダル役をこなせる」

インテルの中盤で23歳の男が絶大な存在感を放ち始めた。同クラブはまだ今季公式戦を9試合こなしたのみだが、イタリア代表MFニコロ・バレッラはその中で早くも4つのアシストを記録している。

カリアリからの加入初年度となった昨季も、主力としての存在感はあった。しかし、2020-21シーズンの彼を見てしまえば、そんな昨季はまだ準備段階に過ぎなかったのではと思うほどの活躍だ。攻撃時にはビルドアップの局面で常に顔を出し、ボールロストが発生した際にはチームの穴になりそうなスペースをいち早く埋める。それでいて、前述したようにアシストも量産するのだから、今のバレッラはまさにインテルにおける“中盤の要”と言っていいだろう。

現地時間3日に行われたチャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦では、華麗なヒールアシストも決めてみせたバレッラ。2-3で敗れこそしたが、この試合でも同選手の随所に気の利くプレイは光っていた。伊『Corriere della Sera』は先日、「インテルの戦い方はいつも同じ」とネッラズーリの戦い方を非難していたものの、中盤に関しては次第にバレッラを中心としたシステム構築が進んでいると言っていいだろう。

そんな急成長を遂げるバレッラには伊『caliciomercato』も絶賛の言葉を送る。同メディアは「開幕当初、アントニオ・コンテ監督はこの役割をアルトゥーロ・ビダルに任せようと考えていたはずだが、蓋を開けてみればそのタスクを完璧にこなしているのはバレッラだ。それどころか、この23歳はアシストをも量産することに成功している。もはやバレッラは“ビダル以上にビダルの役割をこなせる選手”となっている」と綴り、イタリア代表MFの貢献を高く評価。ピッチ上を動き回るだけでなく、直接ゴールにも絡むことができる点は誰にも唯一無二の強みだと称賛している。

アシスト能力という新たな武器を手に入れ、インテルで急速に成長するバレッラ。はたして、今後のネッラズーリはこの23歳を中心に回っていくこととなるのだろうか。イタリア代表MFの細やか且つ気の利くプレイからは今後も目が離せない。

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