逆転でEURO2020へ 中堅クラブからバークリーのラストスパート始まった

得点を決めてチームメイトに抱きつかれるバークリー photo/Getty Images

新天地で上々スタート

チェルシーで出番を失ったところからのEURO2020行きはあるのだろうか。

今夏アストン・ヴィラへのレンタル移籍を決意したMFロス・バークリーは、その新天地で見事なスタートを切った。

7-2で勝利した4日のリヴァプール戦に続き、バークリーは18日のレスター・シティ戦でも得点を記録。チームの連勝に貢献し、早くもアストン・ヴィラで定位置を確保しようとしている。
現在のイングランド代表はメンバー争いが激しく、チェルシーに残っていれば来夏のEURO2020参戦は困難だったかもしれない。アストン・ヴィラは中堅クラブだが、ここで結果を残せば代表監督ガレス・サウスゲイトの目にも留まるはず。

英『sky Sport』によると、アストン・ヴィラを指揮するディーン・スミスもバークリーはEUROへ行けるはずと太鼓判を押す。チェルシーで十分な輝きを放てなかったとはいえ、アストン・ヴィラにとってバークリーは大きすぎる戦力だ。

「彼は高い能力を持った選手であり、チェルシーが我々に彼をレンタルで送り出してくれたことに感謝している。彼にはEUROへ導くと話したし、彼は我々の勝利のためにトライしてくれるだろう」

NEXTランパードやジェラードなどと期待されたバークリーも気付けば26歳。中堅世代となり、本来ならばプレミアのビッグクラブとイングランド代表で主軸になっておきたい年齢だ。

その通りのキャリアとはなっていないが、アストン・ヴィラからリスタートするのも悪くない。ポテンシャルを100%発揮し、EUROへ。アストン・ヴィラでのスタートは上々だ。

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