モウリーニョも認める“NEWフェライニ” モイーズの下に恐怖のエアバトラー

ウェストハムのソーチェク photo/Getty Images

リーグ2番目の空中戦勝利数

現在ウェストハムを指揮するデイビッド・モイーズといえば、パワーのある選手を好んで起用してきた指揮官だ。

最も印象的なのはMFマルアン・フェライニだろう。エヴァートン、マンチェスター・ユナイテッドでモイーズはフェライニを信頼し、ターゲットマンとして何度も起用してきた。

そのフェライニは中国へ去ったが、モイーズの下にはNEXTフェライニと呼べる選手がすでに存在する。
チェコ代表の25歳MFトマーシュ・ソーチェクだ。

ウェストハムは先日トッテナムと対戦して3-3で引き分けたが、このゲームにてソーチェクは両チーム合わせてトップとなる8回もの空中戦勝利を記録。

この試合だけではない。今季ここまでソーチェクは29回も空中戦に勝利しているが、これはシェフィールド・ユナイテッドのオリヴァー・マクバーニーに次いで現在リーグ2番目に多い数字なのだ。

ソーチェクが今のモイーズにとって最も信用できるエアバトラーになっているのは間違いない。

英『Squawka』によれば、トッテナムを指揮するジョゼ・モウリーニョもソーチェクのことをNEWフェライニと認めている。

「選手たちには彼らのセットプレイに気をつけるよう伝えた。デイビッド・モイーズはNEWフェライニとなるソーチェクを見つけているからね」

今後も192cmのサイズを誇るソーチェクはモイーズにとって重要な戦力であり続けるのだろう。こうしたプレミアリーグらしいフィジカルモンスターも見ていて楽しい選手の1人で、いざという場面でのエアバトルも1つの注目ポイントだ。

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