“ウィルシャー2世”にふさわしい フォデンとも比較されるアーセナルの才能

アーセナルのパティーノ photo/Getty Images

11歳で注目集めた少年が成長中

今から5年前の2015年、イングランドのビッグクラブが11歳の少年を巡って大争奪戦を繰り広げていたことを覚えているだろうか。

当時ルートン・タウンのユースに所属していたMFチャーリー・パティーノの獲得にチェルシーやトッテナム、アーセナルなどが動いたのだ。最終的に争奪戦を制したのはアーセナルで、現在パティーノはアーセナルのU-18チームでプレイを続けている。

こうした天才少年は途中で挫折を味わうケースもあるが、パティーノはここまで順調に伸びているという。レフティーのセントラルMFであるパティーノは14歳の時にU-16イングランド代表に入り、その年にはアーセナルのU-18チームの一員としてチェルシー戦にも出場。飛び級のプレイを続けていたのだ。
ルートン・タウンのユースといえば、アーセナルで活躍したMFジャック・ウィルシャーも所属していたチームだ。ウィルシャーもルートン・タウンのユースからアーセナルへ向かい、16歳と256日の若さでプレミアリーグデビューを果たした。同じレフティーということを考えると、パティーノはウィルシャー2世と言っていい存在だろう。

さらに英『The Sun』は、マンチェスター・シティMFフィル・フォデンにも似たところがあると伝えている。今月17日に17歳の誕生日を迎えたパティーノはすでにアーセナルのトップチームでもトレーニングを受けており、プレミアリーグデビューはそう遠くないうちに実現するかもしれない。

ウィルシャーと同じく攻撃に創造性をプラスする存在となり得るが、パティーノはトップチームでも順調に結果を残せるのか。ブカヨ・サカやガブリエウ・マルティネッリなど若手の活躍が目立つ最近のアーセナルにおいて、パティーノは次なるブレイク候補生と言えそうだ。

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