父に続いて息子と共闘 シメオネ、ゴディンのカリアリ加入に何を思う

わずか1年でインテルを退団することとなったゴディン photo/Getty Images

ゴディンの加入が大きな刺激に

カリアリに所属するアルゼンチン代表FWジョバンニ・シメオネは、偉大なレジェンドとの共闘を楽しみにしているようだ。

長年アトレティコ・マドリードで活躍し、リーガ・エスパニョーラの最優秀DFにも選ばれたことがある現在34歳のウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン。昨夏の移籍市場で戦いの舞台をイタリアへ移し、インテルへ加入したが、新天地では思うような結果を残すことができず。若手の台頭などもあり、昨季は途中交代や途中出場も多く、セリエAでは23試合の出場にとどまった。

こういった状況もあり、シーズン半ばから移籍の噂が絶えなかったが、ゴディンはこれまで自身の未来がインテルにあることを強調してきた。しかし、今月24日にカリアリへの完全移籍が発表され、わずか1年でインテルを退団することとなってしまったのだ。
そんなゴディンについて言及したのがジョバンニ・シメオネだ。同選手の父はアトレティコ・マドリードを指揮するディエゴ・シメオネで、ゴディンの恩師でもある。父に続いてこの偉大なDFと共闘することになったがジョバンニ・シメオネは伊『radiolina』で次のように語っている。

「彼はすべてのアトレティコ・ファンにとってのアイドルであり、僕たちのファンにとってもシンボルとなるだろう。彼はプレイする場所に魂を残してきた。重要なキャリアを築いているし、ピッチで全てを出し尽くす選手だ。彼がここにきてくれて嬉しいよ。今回の移籍は僕を燃え上がらせ、ピッチで戦うための意欲を与えてくれる。僕が小さかった頃、アトレティコのピッチで彼を見てきた。そんな彼と一緒にプレイし、一緒に戦うことができるんだ」

はたして、ゴディンはカリアリで昨季の汚名を返上することができるのか。今季のセリエAでは、シメオネとゴディンの魂のこもったプレイにも注目だ。

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