ウパメカノの後釜をもう確保へ ライプツィヒが狙う逸材センターバックとは

昨季は主にD・ザグレブのU-19チームで活動していたグヴァルディオル photo/Getty Images

クロアチアで伸びる18歳

どうやらRBライプツィヒが目をつけたのは、バルカン半島が産んだ逸材センターバックのようだ。同クラブが今後の移籍市場で引き抜かれる可能性が高くなっているフランス代表DFダヨ・ウパメカノの代役候補として、ある一人の若手DFを確保しに向かっているという。

今夏の残留こそユリアン・ナーゲルスマン監督が明言したものの、将来的にビッグクラブからの誘いが絶えなくなることが予想されるウパメカノ。優秀な選手だけに、引き抜かれるとなればライプツィヒにとっては間違いなく痛手だ。そんな状況もあり、彼らは将来のウパメカノ流出に備えて彼の後継者候補を今から動いているようだ。

その標的となっているのは、ディナモ・ザグレブに所属する18歳のU-21クロアチア代表DFヨスコ・グヴァルディオルだ。同選手はウパメカノにも引けを取らない対人の強さと、テクニシャン揃いのD・ザグレブで鍛えられた足元の技術もハイレベルな新鋭DF。独『Sport Buzzer』によると、一時期はバイエルン・ミュンヘンも獲得に乗り出すと報じられていたが、どうやらライプツィヒはライバルを出し抜いてクラブ間合意にこぎつけたようだ。
クロアチア『24 sata』によると、グヴァルディオルの加入時期は来年の1月になる予定とのこと。遅くとも2021年の夏までにはチームに合流することとなっているようだ。なお、移籍金は1900万ユーロ(約23億円)程度となる見込み。将来的に現在噂されているようなウパメカノの移籍金を手にすることができれば、何も問題ない額と言えるか。

やりくり上手のライプツィヒ。はたして、ウパメカノに続く逸材DFをあっさりと確保することとなるのだろうか。移籍市場におけるしたたかさで、彼らの右に出るクラブはないかもしれない。

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