スピード、闘争心、最終ラインを統率するリーダーシップ、そして得点力。
現在のサッカー界においてレアル・マドリード所属のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスこそ最も完成されたセンターバックなのかもしれない。守備能力だけでなく、攻撃でも圧巻の存在感を放つ極めてレアなセンターバックなのだ。
ラモスは34歳になった今もスペイン代表の主軸で、6日のUEFAネーションズリーグ・ウクライナ代表戦でもPKを含む2得点を記録。チームの4-0勝利に大きく貢献した。
PKマスターとして得点を稼いでいることも大きいが、ラモスはここ2年でクラブと代表合わせ34ゴールを記録している。もはやFWかと思うほどの数字だ。
スペイン『MARCA』は参考として他のアタッカーと比較しているが、同じスペイン代表のリーズ・ユナイテッド所属FWロドリゴ・モレノは直近2年で28得点、アトレティコ・マドリード所属FWアルバロ・モラタでも35得点、インテルFWラウタロ・マルティネス(39得点)と比較しても遜色ない数字だ。
PKが多いとはいえ、この得点力は称賛されるべきだろう。スペインの戦い方次第だが、来夏のEURO2020本大会でラモスがセンターバックから大会得点王を狙いにいくなんてことも不可能ではないかもしれない。
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