2人で空中戦を9回も制す恐怖の“190cm超え”コンビ 北欧が誇るツインタワー

ノルウェー代表のセルロート photo/Getty Images

高さ勝負で勝つのはかなり難しい

現在のサッカー界では足下の技術に定評があるセンターバックが増えた一方で、空中戦など単純な守備能力の方に疑問があるセンターバックも多くなったと言われることがある。

そうしたテクニシャンなセンターバックにとって、190cmを超える大型ストライカーは恐怖でしかないだろう。

その恐怖を見せつけたのが、先日のUEFAネーションズリーグで北アイルランド代表を5-1で粉砕したノルウェー代表だ。
このゲームではドルトムントで活躍する20歳FWアーリング・ハーランドと、トラブゾンスポル所属の24歳FWアレクサンデル・セルロートが2得点ずつを記録しているが、2人とも190cmを超えている。

ハーランドは194cm、セルロートは193cmとなっており、190cm越えのFWが2枚も前線に並んでいる代表チームはかなり珍しい。2人ともまだ若く、今後数年間は相手センターバックにとって脅威となるだろう。

実際に北アイルランド戦でも自慢の高さは存分に活かされており、セルロートは空中戦に5回勝利、ハーランドの方も4回勝利している(WhoScoredより)。彼らに放り込むだけでチャンスが生まれる可能性もあり、ノルウェーにとって2人の存在は大きい。

彼らと互角にやり合うためには、パワー自慢のセンターバックが必要だ。とはいえ190cm超えの実力あるセンターバックを2枚揃えているチームは少なく、今後ノルウェーは対戦相手からかなり嫌がられる存在となるだろう。

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