“レフティーの王様”を2人のファイターが支える 青の中盤大改革は今季要注目だ

エヴァートンに加わったハメス photo/ハメスのInstagramより

中盤トリオを軸にプレミア上位へ

中盤大改革との表現が正しいか。カルロ・アンチェロッティ率いるエヴァートンがどう変化するのか楽しみで仕方がない。

エヴァートンは今夏にレアル・マドリードからMFハメス・ロドリゲス、ナポリからMFアラン、さらにワトフォードからMFアブドゥライェ・ドゥクレを獲得。これほどハイレベルなMFを3枚一気に獲得するのも珍しい。

問題はシステムをどうするかだが、やはりハメスを中心に考えるなら[4-2-3-1]だろう。トップ下でハメスを自由に動かすのが最もオーソドックスだ。
アンチェロッティは[4-4-2]も好んでいるが、英『Squawka』も[4-2-3-1]のシステムを選択する可能性があると見ている。

このシステムの場合はダブルボランチをアランとドゥクレが務め、トップ下にハメス、右サイドにアレックス・イウォビ、左サイドにリシャルリソン、そして最前線にドミニク・キャルバート・ルーウィンが入る。

ワトフォードでプレイしてきたドゥクレ photo/Getty Images

やや得点力の部分は気になるものの、ハメスを中心とするチャンスメイク力はプレミアリーグの中でも上位レベルと言えよう。

ワトフォードから獲得したドゥクレも見逃せない。ハメスに比べると地味だが、ドゥクレは昨季リーグ戦にて38回のチャンスメイクを記録。これはFWジェラール・デウロフェウに次いでチーム2番目の数字だ。

ドゥクレも単なる守備的MFではなく、チャンスメイクの部分でも力を発揮してくれるだろう。

アランも攻守にアップダウンできる選手で、アンチェロッティからの信頼も厚い。アラン、ハメス、ドゥクレのトリオがエヴァートンを高みへ導くのか。ガラリと変わるエヴァートンの中盤は今季の要注目ポイントだ。

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