フィジカルバトルでは負け知らず マンUからセリエAへ向かったDFの成功

ローマでプレイしたスモーリング photo/Getty Images

パワーはイタリアでも通用した

プレミアリーグでも自慢だったフィジカルの強さは、セリエAでも確実に機能した。

2019-20シーズンのセリエAにて注目を集めたセンターバックの1人が、マンチェスター・ユナイテッドからローマにレンタル移籍していた30歳DFクリス・スモーリングだ。

マンUでは1番手になれなかったスモーリングだが、レンタル先のローマではリーグ戦30試合に出場。得点も3点奪うなど、セリエA1年目から見事なパフォーマンスを披露した。
ローマでの活躍を見るとマンUでも戦力になりそうだが、マンUにはライプツィヒDFダヨ・ウパメカノを狙っているとの話題もある。スモーリングが1番手になるのは難しいだろう。

ローマに完全移籍で加わることも選択肢の1つとなっているようで、ローマにとってスモーリングの存在は大きい。

2019-20シーズンにはセリエAで2番目に多い1試合平均3.3回の空中戦勝利数を記録し、インターセプトも1試合平均1.9回、タックル成功率88.88%と、印象的な数字をいくつも残している(WhoScoredより)。ローマにとってスモーリングが貴重な戦力だったのは明らかだ。

あまり器用なセンターバックではないが、190cmを超えるサイズを活かしたデュエルは威力満点。ローマならば最終ラインのリーダーにもなれるはずで、今後の動きに注目が集まる。

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