ヴェルナーの後釜に“194cm”のキングを狙う ライプツィヒが求める大型FW

昨季はトラブゾンスポルでプレイしたセルロート photo/Getty Images

シックも移籍の可能性浮上の中

先日、RBライプツィヒはチェルシー移籍によって絶対的エースであるドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを失ったが、彼らは来季その穴をどう埋めにいくのだろうか。今季ブンデスリーガでバイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レヴァンドフスキ(33得点)に次ぐ26得点を記録しているヴェルナー。チームに欠かせないポイントゲッターだっただけに、このエース流出は間違いなく痛手と言えるだろう。

そんな中で、来季ライプツィヒでその穴埋め役として期待されているのが今季復活の兆しを見せたFWパトリック・シックだ。しかし、同選手はASローマからのレンタル選手。現在はレヴァークーゼンがローマとの獲得交渉にあたっているとされ、来季彼がチームに残らない可能性も低くはなくなってきた。エース流出だけでなく、その代役候補もチームから去ってしまう危機的状況にあるライプツィヒ。現在、彼らがストライカーに関して厳しい状況に置かれていることは間違いない。

だがそんな現状にもめげることなく、ライプツィヒは新たなエースとなれるだけのポテンシャルを秘めたストライカーを確保しにいくようだ。独『Sport Buzzer』によると、彼らが狙うのは今季トラブゾンスポル(トルコ)で大暴れしたノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートだ。
身長194cmの恵まれたサイズを武器に、今季スュペル・リグで34試合に出場して24ゴール9アシストを記録した同選手。欧州5大リーグ外とはいえ、申し分ない得点力を示しているだけにヴェルナーの代役としてはうってつけの存在か。あのドルトムントFWアーリング・ハーランドもその実力を認める選手で、セルロートが彼に“キング”と呼ばれていることをご存知の方も少なくはないだろう。

ライプツィヒが直面する“ヴェルナーの後釜問題”を解決へと導くかもしれないノルウェーの大型ストライカー。はたして、ドイツの新興勢力はハーランドに“キング”と言わしめるFWを確保することができるのだろうか。来季初タイトルを狙うためにも、全力で確保しに向かいたいところだ。

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